そのノートとの出会い
成田空港でのこと、早めに空港についた私は空港内を歩き回り時間をつぶしていた。トラベラーズファクトリーという名前のお店を発見した。真鍮とレザーと旅が組み合わさったそのお店はとても魅力的に見え、店内をぐるりと見た後にはその革製のカバーが欲しくなってしまっていた。その手帳のある生活はとても楽しそうに思えた、多くの旅先に持ち歩いたらもっと旅は素晴らしいものになるに違いない。
それから1ヵ月後俺はトラベラーズノートを我慢できずに購入した。どうせなら限定のデザインを買いたかった。東京駅限定の金の箔押し入りのデザインを購入した。税込でほぼ6000円。
革を切り落として少し穴をあけただけのカバーなのに本当に高価な買い物だと思う、私はかつてレザークラフトを趣味としていた時期があるため自分で似たようなものをつくることも簡単にできることがわかる。実際に浅草橋周辺の革の問屋で材料を購入したら安上がりで良質なヌメ革が手に入ると思う。Amazonの通販でもヌメ革はA4サイズが1000円前後でヌメ革が売られている。メルカリを調べてみるとトラベラーズノートの模倣品が半額以下の値段で売られている
でも俺はトラベラーズノートの概念を作り出したことに敬意を表して、まずは一冊目はトラベラーズファクトリーで購入した。真鍮のコインの飾りも購入した
実は中身のリフィルだけはすでに購入して前回の旅行の記録を付けていた。A4三つ折りと縦長のサイズは意外と使いやすかった。写真やポストカードはちゃんと収まるし、余白には旅の記録をメモすることが出来るサイズだ。
そして博物館や美術館などの施設のパンフレットはA4三つ折りのサイズが結構多いのでノートに貼り付けることが出来る。俺の場合はメンディングテープを利用して貼っている。
実際の使用感
さていよいよこのリフィルを革製のカバーに取り付けてみる。かなりいい、革の触り心地がいいし、めくり心地が良くなった。それに何よりカッコいい。ノートの周囲に革が見えるのが良い、ノートに書き記されているコトや貼り付けてあるモノがより特別なものに感じられる。絵画の額縁のような効果を革が与えていると思う。昔の例えば帆船の時代の人たちはきっと革の手帳を持ちあるいたに違いない。いや違うかもしれないがとても絵になる。子供の頃憧れたようなカッコよさを味わえるのはとてもいいことだと思う。俺は旅がいつもよりも、また少し楽しくなるだろう。
カスタマイズ
俺のトラベラーズノートの中身は3つのリフィルを使用している。それぞれには役割を持たせている
クラフト紙のポケット
旅先で購入したレシートや、パンフレットを一時的にこのポケットに入れる。クリアケースのチェック付きのポケットを取り付けてみたこともあるが、ビニールの質感が好きではなかった。革のカバーの中身にビニールが見えることがどうしても耐えられなかった、その一方でクラフト紙は自然になじみ見た目にもカッコいいと思う。
無地のMDノート
無地のこのノートの役割は、旅の記録を付けること。レシートやパンフレット、入場券などのものを気の向くままにメンディングテープで貼り付けている。後で見返すと、その旅を楽しく思い返すことが出来るため記録は大事だと思う。俺は記憶力が悪く多くのことを忘れてしまう。
罫線紙
日常的の記録やメモ、勉強やアイデアのためにこの罫線紙を利用している。1ページ目は目次として利用する。罫線の区切りにたいして端の一部を塗りつぶすことで項目ごとに整理することが出来る。